2021.08.02
【オリンピック特別編】オリンピックで働いてみた!
皆様、こんにちは!インターンの大久保です。
遂に東京オリンピックが始まりました!新型コロナウイルスや組織委員会メンバー関連で、騒動は絶えませんでしたが、やるからにはしっかり応援して楽しみたいですよね。また、ちょうど大学も夏休みに突入したということで、先日私は、オリンピックの短期アルバイトとして1週間働きました。今回は、オリンピック特別記事ということで、そちらのお仕事レポを書こうと思います!今回も最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私が、働いたのはカヌー(スラローム)が行われる葛西臨海公園近くにできた、国内初の人工コース施設でした。無観客開催ということもあり、お仕事内容は主に、国内外から集まるメディアの方々にドリンクや軽食を販売するというものでした。カヌーはヨーロッパで人気のスポーツなので、メディアも海外の方がほとんどで、英語で接客するのが新鮮で楽しかったです。しかし競技が行われる会場は、屋外なので、強い日差しがとっても暑く、移動中に人工プールで水をかき分けてカヌーをしている選手を「うらやましい…」なんて思いながら見ていました(笑)
それではここで、オリンピック会場で働いて気付いたことをご紹介。
❶警備が【超】厳重!!
会場内には、自衛隊や全国から集められた警察、セキュリティーの方が沢山いて、見回りを行っていました。また出入り口には、飛行機に乗る前に行う金属探知や荷物チェック、顔認証システムなどがありそれを経てから会場に入ります。テロのリスクが増すオリンピックのような国際大会で、このような警戒措置は必須ですが、やはり実際に目にするととても緊張感がありました。
❷スポンサー強し!!
勤務中の服装は、無地で無ければならず、少しのロゴでもNGでした。また、アメリカのコカ・コーラ社がオリンピックで最高ランクのスポンサーである「ワールドワイドオリンピックパートナー」になっているので、観戦していて、選手が「いろはす」や「アクエリアス」を飲んでいるのを見かけた方もいらっしゃるかと思います。会場内の飲料はもちろん全てコカ・コーラのものでした。
❸たくさんのボランティアに支えられていた!!
会場内には公式の青いユニフォームを身にまとったボランティアの方が多くいらっしゃいました。ボランティアの方と大会関係者限定で支給される「TOKYO2020」のロゴが入った衣装は記念になるなぁと感じました。また、無料の食事とドリンクも支給されたり、手が空いてタイミングが合えば競技の観戦ができたりという特典もありました。
もしかしたら一生に一度かもしれない自国開催で、少しばかりですが関わることができて貴重な一夏の思い出になりました。そして、またいつか日本が、コロナ禍も終息して観客も入れることができてから、オリンピック開催地にリベンジ(?)できることを密かに願っています。
それでは最後に、私が驚いた東京オリンピックトリビアをご紹介します。今回の東京五輪のために用意された約5,000個のメダル、実はリサイクル金属が使われているのです!2017年から2年間、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」と題し、史上初のプロジェクトが行われました。これは、日本国民が使い終わった携帯・ゲーム機・パソコンなどの小型機器を回収し、それらの部品である金属を抽出し、リサイクル金属でメダルを製作するというものです。開催国としての想い入れも増しますし、地球に優しい取り組みでもあって、素敵ですよね!メダル授与式などの見た際に、周りの人に是非教えてみて下さいね。
それでは、大会最終日まで、躍進している選手を応援しましょう!本日も、読んでいただきありがとうございました。