2025.12.25
社内の「もったいない」を、社会へ還元する~最強のチームプロジェクトから生まれた不用品寄付活動~
ノビタスでは、事業活動だけでなく、社会貢献の取り組みも進めています。今回ご紹介するのは、「最高のチーム創りプロジェクト※」の活動の一環として実施した、不用品の寄付活動についてです。
※最高のチーム創りプロジェクト:部署の垣根を超えてチーム力を高めることを目的に社内で立ち上げられた横断プロジェクト
「捨てる」ではなく、「活かす」という選択
チームの活動は、当初“社内環境の改善”を目的にスタートしました。活動の検討を進める中で着目したのが、社内に在庫として余っている備品の存在でした。はさみや文房具など、状態が良くてまだ十分に使用できるにも関わらず、備品庫の中で眠っているものがたくさんありました。
「このまま廃棄してしまうのは、もったいない」
そんな社員の声をきっかけに、不用品を社会で再活用する方法として、『寄付』という選択肢を検討することになりました。
社員の協力で実現した寄付活動
寄付先については、使用済み品も受け入れているNPO法人の中から検討し、最終的にNPO法人グッドライフ様を寄付先として選定しました。寄付品は国内外でリユースされるほか、その量に応じてワクチン募金(ポリオなどの伝染病に対するワクチンや、ワクチンを輸送するための備品などに充当される)となります。不用品の寄付が、発展途上国の子供たちを救うワクチンにも活用される仕組みとなっています。
今回は、社内に保管されていた備品に加え、社員の私物からも寄付品を募集。その結果、文房具や衣類、本、ぬいぐるみなど、約100点(160cmサイズの段ボール1箱分)の物品が集まり、無事に寄付することができました。
ご協力いただいた社員の皆さんに、改めて感謝いたします。

社員から集めた寄付品

グッドライフから届いたリサイクル・リユース証明書
ノビタスでは現在、「社会に安心と安全を提供する」というパーパスを軸とした、CSV(Creating Shared Value)経営への転換を進めています。CSV経営とは、社会的価値と経済的価値を同時に創り出す考え方であり、パーパスをただ掲げるだけでなく、日々の行動として実装していくことを重視しています。
今回の寄付活動は、まさにその実践例の一つです。事業に直接結びつかなくても、社会の「安心・安全」に貢献できる余地はまだあります。
社員一人ひとりの気づきから始まった小さな行動が、社会との新たな接点を生み、企業としての在り方を考えるきっかけになると、私たちは考えています。
ノビタスはこれからも、社会に安心と安全を提供する企業として、できることを一つひとつ積み重ねてまいります。
