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2022年02月21日#アモールノビタスDAY33【番外編】就活奮闘記②

皆様、こんにちは!インターンの大久保です。
先週に引き続き、これから就活に取り組む方々の参考に少しでもなれればと始めた就活奮闘記、今回は後編になります。前編を読んでいない方は、是非先に読んでいただけるとより楽しめるかと思います。さぁ、それでは後編のはじまりはじまり~!

 

2021年8月 (大学4年・夏)

 

オフィスが綺麗だという理由でエントリーし、奇跡的に内定をもらったある企業に就職することに決めた私。学生最後の年ということで、遊び呆ける毎日。しかし、同じく就活を終えたという友人の、就活への向き合い方や、ヴィジョンが明確な就活先を聞く度に、心の中に「自分はこれでいいのかな…。」というもやもやが大きくなっていました。と同時に、ノビタスのインターンでやらせて頂いている文章を書くことや、デザインの仕事にやりがいを感じ、将来こんなことが出来たらいいなという気持ちも膨らんでいました。そんなある日、内定を貰っていたIT企業から一つの封筒が届きました。ずっしりと重い大きい封筒の正体は、入社前に取得義務がある資格の参考書でした。中のページをペラペラとめくる度に、自分の額に冷や汗がにじむ感覚を覚えました。実はその時初めて、自分がこれから向き合っていく仕事の内容を目にし、自分の好きなことであることはおろか、それが不得意分野である理数系であることに気づいてしまったのです…。

「やば。」この一語が思わず口から洩れました。

 

2021年9月 (大学4年・秋)

 

何度かは参考書と対峙しましたが、とにかくペンが進まない。ノビタスのブログを書く時とは大違いです。大学で学んできたこととも関係がなく、積もり積もった心のもやもやが、この時私の”楽観的マインド”を発動させました。
「よし。わたし就活やり直す!めっちゃ頑張ればいけるっしょ!」
この時すでに、9月の終わり。私は2022年卒業の22卒と呼ばれる代ですが、既に23卒が就活を始めだす時期です。完全に振出しに戻る形になりますが、一度やると決めたらすぐに行動しなきゃ気が済まないタイプの私。当時の生命線ともいえる内定先に、内定辞退の電話を入れました。内定を持ったまま、就活やり直せばよかったじゃんと思われた方もいるかもしれません。しかし、その時の私は底知れぬやる気と自信に満ち溢れていて、「内定先がある」という保険を持っていたらまた途中で諦めてしまうだろうなと考え、辞退を決めました。その後、何度この時のかっこつけた自分を憎んだことか(笑)

 

2021年10月 (大学4年・秋)

 

もう後がない私。目標は、「自分の強みを生かした仕事から内定をもらい、納得して就職活動を終えること」です。私はこれを実現させるためにまず計画を立てました。その名も“Never kill yourself project” 、意訳すると“自分と向き合う就活成功計画”です。一度目の失敗を、繰り返さないように、またテキトーな言い訳をつけて諦めないように。自分に対しての誓約書のようなものでした。
そして、私が一度目の就活と大きく変えたのが、大きく2つ。「人に頼る」ことと、「企業と自分に対して丁寧に向き合う」ことです。1つ目は、前編でも言ったように、それまで私は根拠のないプライドから、エントリーシートの添削や面接の練習を人に頼ることをしませんでした。しかし、今回ばかりはそんなわがままも言ってられないと大学のキャリアセンターに駆け込みました。やはり、キャリアセンターの方もその道のプロです。自分の不明瞭な考えがどんどんはっきりし、世の中には自分が思っていた以上にワクワクする仕事があることを知りました。また、面接も第3者と練習することで、本番でも焦らず堂々と話すことが出来ました。2つ目は、この時期に採用活動を行う企業も少なかったので、「この企業で自分の強みを生かせられるか」について企業と自分の二方向から丁寧にリサーチしました。また、自分の出来ることを示すポートフォリオを増やすために、新たにデザインのアルバイトも始めました。

 

2021年11月 (大学4年・冬)

 

私はデザインや文章のスキルを活かしたくて、広告業界を志望することにしました。しかし人気の業界であり、そんなに簡単にはいきません。選考落ちの通知が来るたびに、最初のやる気が少しずつ削られ、不安が広がっていくのが分かりました。そんなある日、若干肩を落としながらノビタスに出社すると、専務に声を掛けられました。入社してからも何度か面談をして下さっていましたが、その時もなかなか上手くいかない就活について打ち明けました。すると専務は、ノビタスもお世話になっているデザイン会社の方々とのお話の機会を設けて下さいました。そこでは、実際にノビタスをお客様として働かれているリアルな姿を目の当たりにしてとっても刺激になりました。それだけではなく、専務はノビタスで毎年作成しているカレンダーの文章部分を私に任せて下さいました。それが私にとって初めてのコピーライターとしてのお仕事でした。またそれを、デザイン会社の方が丁寧に添削して下さり、お褒めの言葉も頂いて、自信も取り戻しました。こうして、私はノビタスで「よっしゃー!やったるぞ!」とやる気を満タンにして、再び真っ直ぐ前を向くことができました。

 

2021年12月 (大学4年・冬)

 

自分の中でやりたいことが明確になってからリスタートした就活は、焦りはあったものの、ポジティブにできました。面接でも、建前を使ったり自分を大きく見せるたりせずに、自分の仕事で生かしたいことや強みを等身大に話すようになりました。それが、1回目との大きな違いだと思いますが、内定がいくつか増えてきました。そして、12月24日のバイトの帰り道、第一志望にしていた会社から内定の電話がありました。その時の安堵感と達成感は言い表せません。こうして、長きに渡った私の就活は幕を閉じたのです。

~完~

 

 

日本の新卒一括採用の下では、周りの友達と比較しやすく、一度に多くの企業の選考に落ちることがあります。そして、本来は希望で満ちているべき将来が、必要以上の焦りと劣等感でいっぱいになるのです。実はそれが「就活鬱」の原因ともされています。もし、私がタイムワープ出来て、過去の悩んでいた自分に会えるのなら、「焦る必要ないよ~、自分の将来と真摯に向き合い続ければ絶対にうまくいくよ!」と背中をさすってあげたいです(笑)

 

私は、ノビタスでのインターンをきっかけに、興味や仕事に活かしたいと思うことが膨らんで、就職活動につながりました。しかし中には、小さい頃からの夢がある人や、はたまた、やりたいことは特にないという人もいると思います。どれが正しいというわけでもありませんし、そこに期限があるわけでもありません。社長は前職での経験から、ヒントを得て、ノビタスを作ったとおっしゃっていました。私もそれに倣い、社会人になって、新たに自分の夢を見つけて、それに向かって頑張ろうというやる気でいっぱいです。

もしかしたら、日本初の女性首相になるかもしれないし、宇宙で任務を果たすことになるかもしれないし!……さすがに言いすぎましたね、ごめんなさい(笑)とにかく、何に関しても臆することなくチャレンジしていきたい!所存です。

 

最後になりますが、就職活動は私にとって通過点であり、これからが本番!これまでよりも辛いことがたくさんあると思いますが、それ以上に4月からの“社会人”という新たなスタートにわくわくしています。

 

ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございました!伝えたいことがあふれて長くなってしまいました。。。でもこのブログが就活生の力に、少しでもなれたのなら本当にうれしく思います。

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